マッサージ処置法について
効果的なマッサージ法
育毛効果をより確実にする為の方法として、マッサージが必要であると言われています。 確かに必要なのですが、どのような考え方で行うかによって効果が違ってきます。
まず抜け毛が多い方の頭皮は、ゆとりがなく張っている場合が多く、その張っている状態を揉み解すように行うことが、第一に必要な行程です。 次に経絡(ツボ)に対し刺激を与えることが考えられます。これにはツボに関する東洋医学の知識が多少必要になります。
少し説明しますとツボ(経穴)とは、体表面に分布し400点以上あると言われ、それぞれが体内の各臓器に関連しています。 そして、各臓器の分類は12系統で、それぞれを経絡と呼んでいます。
種類としては、膀胱経、肺経、胆経、三焦経、心経、心包経、胃経、小腸経、大腸経、脾経、腎経、肝経の12経路です。
この中で、育毛等頭髪に関係する重要経路は、肺経→膀胱経→胆経→腎経→肝経→脾経→胃経であり、この経路に即したツボをマッサージで刺激することが、育毛効果を確かにします。
本来は、体にある全てを刺激するべきですが、実際はなかなかむずかしく、頭部でマッサージをかねて行っていきます。 また、その刺激効果は、育毛だけでなく、頭部をスッキリさせたり、目の疲れを取ったり、いろいろな作用があります。
このマッサージ法により頭部の血液、水分の流れを改善し、神経的な緊張をほぐします。
育毛剤だけに頼っていたのでは、やはり育毛効果を出すのは難しく、このようなマッサージが重要です。
経絡活性・マッサージの手順
-
眉毛内側から上に向かう線上で、生え際より1cm頭頂部に向かったポイントを人指し指と中指で指圧する(7回くらい)。この部位は、膀胱経のツボになり中指が重要な位置となります。
またその内側の、均等に位置するところに人差し指を置き、親指を百会にあてて、膀胱経のラインにそった後頭部に置きます。
残りの指は、自然に頭部を包み込むように置きます。このマッサージの目的は頭部の水分代謝を良くすることにあります。 特にむくみがある方には、是非行って下さい。

-
頬骨の上に人差し指、中指、薬指を置き、矢印の方向に押す。親指は、耳の後ろ4〜5cmの位置にある風地というツボを押さえて矢印の方向へ押すように圧迫する(両手で7回位行う)。
この部位は目の疲れを癒すツボと、頭部の血行を改善する為に有効なツボです。まず、目尻と耳の穴の線を結んだ線で、もみあげにかからない目尻よりで、人差し指、中指を立てて、横に走っている頬骨に引っ掛けるようにします。 目の疲れている方、メガネ、コンタクトレンズをかけている方、左右の生え際がトラブルを起こしている方には、是非行ってください。
次に、親指を耳の後ろの少し出っ張った骨の斜め後ろの窪み(生え際あたり)に置きます。人差し指と中指は、下の方向へ、親指は上の方向に押すようにします。

-
左手で額の生え際あたりを押さえ、お客様の頭部を固定し、百会を指圧する(7回)。
さらに、百会の前後、左右も指圧する(それぞれ5回ずつ)。この部位は、頭部の緊張感を和らげる働きのあるツボです。
場所は正中線と、耳と耳を結ぶ線とが交差する点です。

-
左手で、後ろの生え際を支え、右手の親指で首の付根、亜門を指圧する(7回)。
さらに、天柱を親指、人差し指で指圧する。このツボは、神経的緊張を和らげる働 きがあります。
亜門にしこりがあったり、張っていたり、異常に盛り上がっているときは、何らかの異常と思われますので要注意です。それぞれのツボ(亜門、天柱)に関しては上に押し上げるようにして下さい。

-
耳の回り、側頭部を指圧しながら上方に持ち上げる。図のように少しずつずらしながら、側頭部全域をマッサージする(2〜3往復)。
側頭部周辺にはストレスに有効といわれるツボが無数に存在しますので、神経症や円形脱毛症の場合は特に念入りに行って下さい。刺激が強すぎる方には手のひらを使って優しく揉むように行うといいでしょう。

回復してから1年くらいは注意し、引き続き育毛処置を続けてください。また少しでも早く専門医(皮膚科や婦人科など)に相談されることをお勧めします。




